俳優火野正平(67)が2日、都内でBSフジのドラマ「BARレモン・ハート 春の2時間スペシャル」(24日午後10時放送)の制作発表に出席した。

 一昨年、昨年に2シリーズ放送された、同局の連続ドラマのスペシャル版。都会の片隅のバーを舞台に人間模様を描く。ゲストとして元新聞記者のジョニ黒(スコッチウイスキー「ジョニーウォーカー」黒ラベル)好きのライターを演じた火野は「ジョニ黒をユニクロって言いそうになった」。劇中で「酒やめて10年寿命を延ばすか、酒飲んで1年で死ぬか」というセリフがあった。「俺としては10年生きたいんでけどね。俺も酒を飲んで失敗ばかり。起きたら見も知らぬ人(女性)が横にいたりね」と、伝説のモテ男ぶりを披露して笑った。

 マスター役の中村梅雀(61)は「去年の8月8日にシーズン2の最後の収録をしたんですが、久しぶりでもごく普通にバーカウンターの中に立てた。合わせ39本もやっていれば、さらに熟成しています」。常連客メガネさん役の川原和久(55)は「5、6年前まではビールで始まって焼酎の緑茶割りを飲んでましたが、このドラマをやった最近ではワインから初めてスコッチで締めるようになりました」。常連客松ちゃん役の松尾諭(41)は「火野さんと、初めてがっぷり組んで芝居をしました。火野さんの色気がすごくて、もうちょっと収録が長かったら抱かれてたと思います」と話した。

 5月10日にはシーズン1、2のDVDボックスが発売される。