映画「ノー・エスケープ 自由への国境」(ホナス・キュアロン監督、5月5日公開)の試写会が1日、都内で行われた。

 試写会後のトークショーでは、お嬢さまお笑い芸人たかまつなな(23)漫画家辛酸なめこ(42)が出席し、集まった映画ファンの前で軽快なトークを披露した。

 同昨についてたかまつが「せりふがとても少ない。新鮮でスリリングな映画だった」と話せば、辛酸は「人間の小ささ、自然の雄大さのギャップに圧倒された」と語った。

 現在、慶大大学院に通学し、今日も授業を受けてから会場に駆けつけたというたかまつだが、慶応中等部に合格した芦田愛菜(12)について問われると「やめてほしい。絶対にクイズ番組とR-1には出ないで欲しい」と嫉妬。

 最後に映画の見どころを聞かれた辛酸は「パワーをもらえる。今後人類が火星にいったときのいいシミュレーション」と話し、たかまつは「今アメリカで何が起こっているか。日本人も当事者意識を持つことができる」と語った。