土曜朝の生情報番組、フジ系「にじいろジーン」(土曜午前8時30分)に7月1日から、モデルで女優の飯豊まりえ(19)が新レギュラーとして加入することになり、28日、制作のカンテレ(大阪市北区)が発表した。

 番組は今春、10年目に入っており、飯豊も芸能活動10年。飯豊は「『にじいろジーン』とは同い年なので、勝手に運命を感じています! 番組のレギュラーは初めての経験。視聴者のみなさんが、土曜日の朝をさらに明るく楽しく、笑顔にすごしてもらえるように頑張りたいです」とコメントした。

 同番組は、レギュラーMCだったベッキー(33)に不倫騒動が起こり、昨年1月以降、いまだ休養が続いており、昨年4月には、女優清水富美加(22)がレギュラー参入。ところがその清水も、今年2月に宗教法人「幸福の科学」への出家騒動があり、同番組を降板していた。

 今回、新レギュラーに入る飯豊は、今春の映画「暗黒女子」で清水とダブル主演を務めていた因縁もあるが、番組関係者は「たまたまです…」と話している。

 今年3月には、同局の改編会見の席上、同番組を相次いで襲うトラブルについて、当時の編成局長は「おはらいはしてないですけど、個人的には手を合わせております。どうしてこう続くのかなぁ、という思いは、ないといえばウソになります」と苦笑しながら答えていた。

 番組では現在、ベッキー不在のMCを山口智充、ガレッジセールが務め、同局の川島壮雄アナウンサーも進行を務めている。

 毎回、ゲストも出演しており、飯豊は昨年7月に初出演して以来、ここまで3回番組に登場。近藤兵衛チーフプロデューサーは「(初出演時から)リアクションがいいと、注目していた。朝にふさわしいさわやかで飾らない人柄が印象に残っていた」と説明。清水が降板して1人減ったレギュラーの新戦力として、オファーした経緯を語った。

 飯豊も「山口さんをはじめ、レギュラー陣の皆さんとスタッフさんが作る空気感や関係性が温かくて素敵。雰囲気も明るくて楽しくて、朝からハッピーな気持ちになれる」と、相思相愛で快諾。毎週、大阪からの生放送となるが、飯豊はプライベートで大阪へ行ったことがないそうで「関西の方やタクシーの運転手さんに、大阪マメ情報を教えてもらいながら、時間をみつけて観光もできたらな~と思っています」と楽しみにしているという。