東山紀之(50)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「刑事7人」(水曜午後9時)の12日初回の平均視聴率が11・8%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べでわかった。  

 15、16年に続く第3シリーズとなる。東京臨海エリアが舞台で、東山演じる刑事・天樹悠の、12年前に事故死した妻と娘の真相が明かされていく。難解な刑事事件にともに挑む個性的なスペシャリストたちは、高嶋政宏、片岡愛之助、倉科カナ、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也とおなじみのメンバーが再結集した。

 初回は、警視庁で政治的手腕を発揮する片桐正敏(吉田鋼太郎)が室長となり、犯罪が激増する東京臨海エリアを専従捜査する“最強の別動隊”=「第11方面本部準備室」が発足。刑事の天樹悠(東山紀之)ら有能な精鋭7人が再びひとつになる。

 そんな中、臨海エリアの倉庫で4人の遺体が見つかった。現場から立ち去る男の逃走ぶりに、元機動捜査隊の人間による犯行を推理。退官者の中から怪しい人間を絞り出すと、天樹とかつてバディを組んでいた先輩・桜田春樹の名前が。天樹は行方をくらましている桜田を捜索する、という内容だった。