「ハリー・ポッター」シリーズ8作目となる「ハリー・ポッターと呪いの子」が来年4月、ブロードウェー・デビューすることがわかった。

 同舞台劇は、シリーズの作者J・K・ローリングさんによる新たな物語を脚本化し、シリーズ7作目「ハリー・ポッターと死の秘宝」の19年後を描いたもの。続編2部作として、昨年7月よりロンドンのウェストエンドで上演され、好評を博している。

 米業界紙バラエティによると、同舞台劇に主演したハリー・ポッター役のジェイミー・パーカーや、ハーモイン役のノーマ・デゥメズヴェニをはじめとする7人のメンバーが、ブロードウェイの舞台に復帰するという。

 前売りチケットは今年末に発売予定となっているが、ブロードウェーのリリック・シアターでの上演期間はまだ明らかでない。

 ロンドンのウェストエンドで上演された同舞台は大成功を収め、英国で最も権威ある賞として知られるローレンス・オリヴィエ賞9部門制覇を含め、合計22の賞を受賞。オリヴィエ賞史上、最多受賞を果たした舞台となっている。(ニューヨーク=鹿目直子)