V6岡田准一(36)が26日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演映画「関ケ原」(原田真人監督)の公開初日舞台あいさつに出席した。

 有村架純(24)平岳大(43)東出昌大(29)伊藤歩(37)音尾琢真(41)和田正人(38)中越典子(37)役所広司(61)らメインキャスト陣とともに登場した。「映画、見ていただいたんですよね。いかがでしたでしょうか」と尋ねると、大きな拍手を浴びた。「原田監督が25年間構想を練った作品に出させていただくというのは、役所として幸せな時間でした。皆さんのもとに届くということで、うれしく思っています。何度でも見ていただける作品だと思いますので、ぜひまたよろしくお願いいたします」とあいさつした。

 男性はスーツ、女性は着物姿で登壇した。有村は「私自身初めての時代劇で、原田さん、キャストの皆さんとご一緒できてうれしいです。私もこの作品のいちファンとして、たくさんの方に見ていただいて、たくさんの方に届いたらいいなと思います」と話した。徳川家康を演じた役所広司(61)は「家康の時より大分ダイエットしておなかも減ってきたので、人前にやっと出られるようになってきました」と笑いを誘った。その上で「おもしろかったよ、と宣伝してください。映画館は涼しいよ、と。映画館の中で熱い作品を見てください」とアピールした。

 東出昌大(29)は、マイクを持って話し出すと、客席から「大きい~」などの驚く声を受けた。「『大きい』とか、いいから! あ、床屋行ったんです。刈り上げたんです」と話し、共演者を笑わせた。司会者から「関ケ原の戦いに行くなら、誰になりたい」と聞かれた岡田が、「東出くんとして参加したい」と答える。岡田から「おっきいんで。よく(戦況が)見えそうですよね。高台に乗っているくらいの感覚ですよね」とうらやましがられると、東出は「大差ないと思います」と笑って返していた。

 イベントの最後に岡田は、映画のキャストの1人で、今年7月の舞台出演中に急性大動脈解離亡くなった中嶋しゅうさん(享年69)にメッセージを送った。「中嶋しゅうさんに、この作品が公開することができたということをお伝えしたいです。届けばいいな、と思っております」と話して、拍手を浴びた。