ザ・ドリフターズの加藤茶(74)高木ブー(84)がドラマで初共演することが8月31日、分かった。加藤がレギュラー出演する小泉孝太郎(39)主演のテレビ東京系連続ドラマ「警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~SECOND SEASON」(金曜午後8時)の第7話(8日放送)に、高木がゲスト出演する。

 加藤が演じる居酒屋の主人が、高木演じる友人を連れて、「ゼロ係」と呼ばれる「生活安全課なんでも相談室」を訪れる。友人が、大切なウクレレを紛失してしまったのだという。これをきっかけに事態は思わぬ展開をみせていく。

 収録現場は、和気あいあいの雰囲気だったという。小泉が本番で、ドリフのリーダーだったいかりや長介さんの有名ギャグ「だめだこりゃ」をアドリブで入れると、加藤もドリフの人気番組「8時だョ!全員集合」のテーマ曲を口ずさんだり、おなじみのせりふ「風邪ひくなよ」をアドリブで入れるなどした。高木も無事戻ってきたウクレレを即興で演奏してみせるなど、それぞれが楽しみ、笑いの絶えない現場となった。

 加藤は「今は(ドリフとして)5人でやっていないから、ドリフを知っている人には、元気にまだやっていますよと伝えたい。懐かしいなと思ってくれればいいな」。高木は「(ドリフ時代は)近くでずっとカトちゃんの声を聞いていたので安心感がある。僕としては充実したシーンになったと思う」と手応えを感じていた。