韓国の男性7人組ヒップホップグループ「防弾少年団」が今年10月14、15日に、京セラドーム大阪で初のドーム公演を行うことが2日、分かった。日本のマネジメントを担当するデジタルアドベンチャー社が発表した。

 今年5月から7月に行ったアリーナツアーでは、6都市13公演で14万5000人を動員。現在、最も勢いのある韓流アーティストの実力を日本のファンに存分に見せつけた。その熱も冷めないうちの初ドーム公演決定。浪速っ子だけでなく、全国から大勢のファンが大阪に駆けつけることは必至だ。

 今年に入ってから、防弾の勢いが止まらない。5月に発売したシングル「血、汗、涙」は発売初週で23万9000枚を売り上げ、オリコン週間ランキングで初登場1位を記録。6月には大阪・なんばグランド花月で吉本新喜劇に初挑戦。韓国男性タレントの出演は、新喜劇58年の歴史で初だった。女性ファッション誌「anan」の6月14日発売号の表紙も飾った。表紙の写真や中面グラビアを変えた2種類を発売。これも同誌47年の歴史で初だった。

 リーダーのラップモンスター(22)は「ドームは文字通りロマンです。学生のころ、着たいと思っていた有名なブランドのTシャツのようなもの。そのロマンを現実に直面できてドキドキします」と意気込んでいる。