米歌手マドンナ(59)が、アフリカのマラウイ共和国から養子に迎えた4人の子供たちと一緒に米ピープル誌の表紙を飾った。

 マドンナは2008年にデイビッド君(11)を養子に迎え、その翌年にはマーシーちゃん(11)を、そして今年2月には5歳の双子の女の子と新たに養子縁組したことを発表していた。他に2人の実子もいるマドンナは同誌のインタビューで「家庭生活は時に複雑になることもあるけど、挑戦する価値は十分にある」とコメント。デイビッド君とマーシーちゃんには携帯電話を持たせていないことを明かし、「ダメだということが私の役割。好かれる親ではないわ」と語った。

 また、大学生の長女ローデスさん(20)と父親のガイ・リッチー監督と一緒に英ロンドンで暮らす次男ロッコ君(17)については「子供たちが大きくなると、自分のことは自分でできるようになって子育ては楽になるけど、大人になるにつれて本当の意味でガイダンスが必要になるから、さらなるチャレンジが求められる」と、子育ての難しさを語った。

 マドンナはポルトガルのサッカーチームに加入してプロを目指すデイビッド君をサポートするため、ポルトガルに移住すると報じられたばかり。また、子供たちの生まれ故郷であるマラウイの子供たちの教育と健康をサポートするためのチャリティーにも尽力していることも明かしている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)