俳優小栗旬(34)が14日、都内で、ジーンズ・セレクトショップ「ライトオン」の新CM発表会に出席した。質の高い多くのジーンズを取りそろえていることを伝えるために、同社がコンセプト「JEANS PLANET」を掲げ、小栗は「ジーンズが好きだ!」とキャッチフレーズをつぶやいた。16日から放送されるCMでは、ジーンズにデニムジャケットという難しい“デニム・オン・デニム”を、見事に着こなして、画面に向かってクールに歩みを進めている。

 小栗は「合成映像なので、撮影現場ではルームランナーの上を歩いていました。いざやると、なかなかうまくいかなかったので、完成した映像がかっこよくなっていて、良かったです」。青い惑星に数え切れないジーンズが吸い寄せられていく映像に「ジーンズの惑星って、シンプルだけど思いが伝わるものですね」と、満足げにうなずいた。

 この日は、同社のブランド「BACK NUMBER」の黒のデニムジャケットとジーンズを着用した小栗の、ジーンズへのこだわりポイントは「着心地」と言う。「ストレスなくはけるものがいい。ライトオンさんの、品質と着やすさ、かっこよさへのこだわりを聞けば聞くほどに、僕も応援させていただきたくなるし、はきたくなります。この先のチャレンジにも期待します」と続けた。

 また、同社で「ジーンズのスペシャリスト」と呼ばれる藤原祐介経営企画本部本部長とのジーンズの思い出を語る時には「そういえば僕も(子供のころに)ケミカルジーンズをはいていたなぁ。めちゃくちゃはやりましたもんね」と懐かしがった。

 184センチの長身で、モデルのように抜群のスタイルの小栗だが、意外なことに、これまで日本ジーンズ協議会主催の「ベストジーニスト賞」を受賞したことはない。このCMで強いインパクトを残すことで、初受賞のお呼びがかかるかもしれない。同社幹部も「小栗さんのクールな振る舞いが、ブランドイメージにぴったり。とにかくかっこよかった」と大喜びだった。