7月スタートのフジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(月曜午後9時)の18日最終話の平均視聴率が自己最高となる16・4%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べでわかった。この日は30分の拡大版。初回が16・3%、第2話が15・6%、第3話が14・0%、第4話、第5話と第6話が13・8%、第7話は13・4%、第8話は15・4%、第9話は13・9%。近年は低迷が続いていた「月9」だったが、最後まで高視聴率をキープした。

 山下智久(32)とともにドクターヘリに乗り込んだ新垣結衣(29)戸田恵梨香(29)比嘉愛未(31)浅利陽介(29)のメインキャストは変わらずに、成田凌(23)新木優子(23)ら、フレッシュなメンバーが加わった。

 08年放送のファーストシーズンでは、フライトドクターを目指すフェロー。10年放送の続編では、研修修了認定まで残りわずかとなっていた。今回は、前作から7年後が舞台。山下は脳外科医、新垣はフライトドクターのリーダーになるなど、それぞれがキャリアを積み、成長した姿が描かれている。

 最終話は、地下鉄開通前の線路内で発生した崩落事故でドクターヘリの要請が入る。救命チーム総動員で現場へ向かうが、応急処置を行う地下で再度崩落が発生する。巻き込まれた患者や救命チームの運命は…、という内容だった。

 またエンディングの後には画面に「映画化決定」の文字が。2018年に公開されることも発表された。