昨年大ヒットしたアニメ映画「君の名は。」(新海誠監督)が、ハリウッドで実写映画化されることが28日、発表された。アニメ版配給の東宝と、米パラマウント・ピクチャーズ、バッド・ロボットの3社が共同開発を行う。

 脚本は「メッセージ」のエリック・ハイセラー氏。JJエイブラムス氏とリンジー・ウェバー氏がプロデュースを担当する。またアニメ版を手掛けた川村元気プロデューサーも参加するという。

 新海監督は「『君の名は。』は、日本に暮らす僕たちのローカルな想像力、ドメスティックな技術で組み立てた映画です。そういう作品がハリウッドと交わることで、もしかしたら新しい可能性のようなものを見せてもらえるのかも知れない-そんな期待をしながら、完成を楽しみに待っています」とコメントしている。