女優の井上真央(30)が11日、都内で、主演するフジテレビ系連続ドラマ「明日の約束」(17日スタート、火曜午後9時)の制作発表会見に共演の及川光博(47)らとともに出席した。井上は昨年12月に所属事務所を移籍。連ドラ主演も15年12月まで放送されたNHK大河「花燃ゆ」以来、約1年10カ月ぶりとなる。

 同ドラマは、井上演じる生徒の心に寄り添う高校のスクールカウンセラー・藍沢日向が、不可解な死を遂げた男子高生の謎を追うヒューマンミステリー作品だ。「イケてるメンズが多い現場で、楽しく、安心感の中で撮影が進んでいます」と撮影現場の雰囲気を笑顔で報告。また、カウンセラー役ということで「スタッフやキャストの心の声を聞いて現場が滞りなく進むようにしたい」と意気込みを語った。それを聞いた及川から「男らしいところがある。空気がダラッとしてきた時とか、『オゥ!』と声を上げ、士気を高めてくれる」と絶賛されると、笑顔を見せていた。

 一方、及川は藍沢の理解者で男子高校生の担任役ということで「相棒役です。昔取ったきねづかで相棒役には慣れていますので、しっかりとサポートしていきたい」と、出演していたテレビ朝日系「相棒」を引き合いに出し、会場の笑いを誘った。