中島みゆき(65)が26日、コンサート「夜会工場 Vol.2」を東京・府中の森芸術劇場でスタートさせた。このほど日刊スポーツなどの取材に応じ、今年1年を振り返った。

 倉本聡氏が脚本を手がけたテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの郷」の主題歌「慕情」を8月にリリースし、先月有線J-POP週間ランキングで1位を獲得するヒットに。「今年は“倉本イヤー”でした。倉本で始まり、倉本で終わったような…」と笑った。現時点で年末の音楽番組の出演予定などはなく、「大みそかは部屋の大掃除をします。おそばをゆでながら、紅白歌合戦を見ようかな。気合の入った衣装や、信じられないような応援合戦が楽しみです」と話した。

 「夜会工場」は来年2月まで、東京、大阪などで上演予定。1989年(平元)に始まった全19回の音楽劇「夜会」をダイジェストで披露していく構成だ。現在、19年5月から新元号が施行される見込みだが、「気持ちとしては、新しい元号になっても歌い続けていきたいですね」と語った。