松岡修造(50)が、TBS系日曜劇場「陸王」(日曜午後9時)に、メーカーの社長役で出演することが27日、分かった。

 

 松岡が演じるのは、アメリカに本社がある巨大アパレルメーカー「フェリックス」の社長・御園丈治。礼儀正しく真っすぐな熱い男である一方で、ビジネスに対しては冷静に分析ができる敏腕社長役だ。「こはぜ屋」が企業再生できるかどうかの、重要な鍵を握る人物となる。松岡が、テレビドラマにレギュラーとして出演するのは本作が初めて。自身もスポーツ選手として活躍してきた、“熱い男”が御園をどう演じるのか注目が集まる。

 

 

 松岡は同局を通じてコメントを発表した。

 

 「現役を退いて20年、一つの夢でもあった“演じる”ということ。

ただ『陸王』。いきなり初心者がテニスでいうグランドスラムに出場するようなものです。心から自分のしたいことへの挑戦。そして、50歳という節目を迎えた自分。このチャンスにチャレンジせずに今後の僕はないと決断しました。

『陸王』は、日本の魂を感じさせる本気ドラマです。

明日へ向かうための活力になるドラマの一員になれるよう本気勝負させていただきます。まさに修造チャレンジ、自分を変える覚悟はある。松岡修造」

 

 26日放送の第6話は、平均視聴率が16・4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で、2週連続の16%超となった。物語後半に向けて盛り上がる「陸王」で、松岡の“熱い”演技も見逃せない。松岡は、12月3日放送の第7話から登場する。