漫才日本一を決める、来月3日のテレビ朝日系「M-1グランプリ2017」(午後6時57分)の決勝戦の審査員が28日、決定した。

 昨年のオール巨人、上沼恵美子、中川家・礼二、博多大吉、松本人志に春風亭小朝、渡辺正行が加わり7人となった。総エントリー4094組の中から、決勝に進出する10組の漫才を審査する。小朝は01、04年についで3度目。渡辺は05、06、08、09、10年につぐ6度目。司会は今田耕司と上戸彩が務める。

 今年は史上最多の6組、かまいたち、ゆにばーす、マヂカルラブリー、さや香、ミキ、とろサーモンが初の決勝進出。さらに昨年準優勝の和牛、2年ぶり3回目の進出のジャルジャル、2年連続2回目進出のカミナリが優勝を狙う。

 また、3日午後2時30分(一部地域午後2時時35分)から「M-1グランプリ2017敗者復活戦」では、準決勝で敗れた20組が最後のイスを争う。敗者復活戦の決勝進出者を決めるのは視聴者投票。視聴者は、パソコン・スマホからはM-1グランプリ公式サイト(https://www.m-1gp.com/)で、テレビのdボタンからは連動データ放送を通じて、面白いと思った3組を投票することができる。投票は敗者復活戦の全ネタ終了後から決勝戦開始まで受付け、決勝戦冒頭で敗者復活組を発表する予定。

 今回から事前にネタ順を決めずに「笑神籤(えみくじ)」と呼ばれる抽選で漫才を披露していく。