漫才日本一を決める「M-1グランプリ2017」が行われ、決勝初出場のとろサーモンが優勝した。4094組の頂点に立った、とろサーモンは賞金1000万円を獲得した。

 決勝の10組では、和牛(653点)ミキ(650点)とろサーモン(645点)の上位3組がファイナル切符をつかんだ。

 ファイナルでは、とろサーモンが審査員7人のうち、渡辺正行、中川家・礼二、博多大吉、春風亭小朝の4票を獲得。オール巨人、上沼恵美子、松本人志の投票した和牛に1票差で競り勝った。

 決勝進出の10組は、ジャルジャル、かまいたち、カミナリ、マヂカルラブリー、ミキ、さや香、とろサーモン、和牛、ゆにばーすの9組と敗者復活戦(20組が出場)で勝ち上がったスーパーマラドーナ。決勝進出経験者が10組中7組、未経験が3組だった。

 ◆M-1グランプリ 01年に始まった若手漫才師の日本一決定戦。出場資格はプロ・アマ問わず、結成15年以内のコンビ。優勝賞金1000万円。第1回は1603組が参加し、優勝は中川家。10年を最後に途絶えたが、15年に5年ぶりに復活した。