俳優梅宮辰夫(79)が、往年の大スター鶴田浩二さん(享年62)の三女の女優鶴田さやか(57)とデュエット曲「少し遠くて少し近くて」を歌唱することが11日、分かった。来年1月24日に発売する、芸道60周年の記念アルバム「梅宮辰夫ザ・ベスト」に収録する。

 これまでの最年長デュエット曲は、14年に小林旭(当時75)と浅丘ルリ子(同74)が歌唱した「いとしいとしというこころ」。合計149歳は「最年長コンビ」だが、デュエットに挑む年齢としては79歳の梅宮が最年長記録を更新する。

 今年は銀幕スターだった渡瀬恒彦さんや松方弘樹さんらが死去。梅宮は「(自分は)残り少ない昭和のスターの生き残り。アイツ(松方)の分も含め、残された者の使命かもしれない。今、できるうちに何でもしておきたい。今やるから意味がある」と意欲満々に語った。

 梅宮にとっては、89年発売の演歌歌手村上幸子さん(享年31)との「純情物語」以来、28年ぶりのデュエットソングになる。