お笑いコンビのカナリアが来年3月での解散を発表した。

 カナリアは16日、「皆さまへご報告」と題し公式ブログを更新。2人それぞれがコメントを発表する形となった報告で、まずボン溝黒(38)が「私ボン溝黒はこのたびカナリアを卒業させて頂きます。それに伴い2018年3月10日を持ちましてカナリアのコンビは解散させて頂きます。突然の発表で本当に申し訳ありません。安達くんと2人で話し合い。解散する道を選びました」と切り出した。

 ボン溝黒はコンビで歩んできたこれまでの歩みを振り返りつつ、目標だったM-1グランプリ優勝から遠のく一方となった現実に「いつからか、2人の漫才性の違いが生じて。擦り合わす事が出来ず。ボンの中でこれ以上負けたくない。という想いが募り。その結果漫才師を卒業する事を選びました」と思いをつづった。漫才師は卒業してもピン芸人として活動は続けるという。

 安達健太郎(38)は「数カ月前、相方のボン溝黒から、『コンビを解散して、この先はピン芸人として頑張りたい。』と言われました。後日、改めて2人で話し合った結果、解散を決めました」と事情を説明。安達もお笑いは続けるといい、これまでの感謝とともに「これからも、安達健太郎、ボン溝黒をどうぞよろしくお願い致します」とつづった。

 カナリアは2003年8月に結成。2010年にはM-1グランプリでファイナリスト(決勝9位)となったが、この数年は早期敗退が続いていた。