オリコンが22日、今年の年間ランキングを発表し、嵐が音楽ソフト(シングル、アルバム、DVD、ブルーレイディスク)の総売上金額を競うアーティスト別トータルセールス部門で、5年連続7度目の1位になった。総売上金額は108・7億円。

 昨年11月から今年1月まで行った5大ドームツアーの東京ドーム公演の模様を収録したDVD&ブルーレイが75・4万枚を売り上げ、音楽映像部門で総合1位になった。アルバム「『untitled』」も77・5万枚でアルバム部門3位になるなど高い売り上げを記録した。松本潤(34)は「今、受賞したのは僕ら5人ですけど、普段、応援してくださってる皆さんや、スタッフの皆さんのおかげだと思っています。みんなでこの喜びを分かち合えたらうれしいですね」と話した。

 アルバム部門は、来年9月で引退する安室奈美恵(40)のベストアルバム「Finally」が177・8万枚を売り上げて1位に輝いた。92年のデビュー以来初の同部門年間1位の獲得となった。シングル部門はAKB48「願いごとの持ち腐れ」が139・2万枚で1位。乃木坂46、欅坂46含めて秋元康氏が総合プロデュースを手がけるグループが上位9作を独占した。