「第68回NHK紅白歌合戦」が12月31日、東京・渋谷のNHKホールで行われた。欅坂46メンバーがパフォーマンス後に倒れ込むハプニングがあった。

 欅坂46のメンバー3人が過呼吸のような状態になり倒れ込むハプニングがあった。総合司会の内村とのコラボレーションパフォーマンスの終盤、鈴本美愉(20)が後ろに倒れそうになり渡辺梨加(22)に支えられた。歌唱後、平手友梨奈(16)もステージで崩れ落ち、志田愛佳(19)も倒れ込んだ。3人はメンバーに抱えられながら退場して舞台裏に運ばれた。

 NHKや関係者によると3人は過呼吸のような状態になったという。その後、待機していた看護師の診察を受け、体調は回復に向かった。救急搬送はされておらず、楽屋で待機させたという。

 コラボの約20分前、欅坂46はメンバー20人で「不協和音」を披露した。関係者によると、肉体的にも精神的にもエネルギーを使う曲で、全力のパフォーマンスで力を出し切ってしまったという。

 欅坂46ファンを公言する内村の希望でコラボが実現し、欅坂46が再登場する演出だった。パフォーマンスの最中、苦しそうに肩で息をする平手に、内村が隣から「大丈夫?」と声をかけて、平手が「はい」とうなずく一幕もあった。