草刈正雄(65)が、出身地、北九州市の市制55周年アンバサダーに就任し、都内で7日、委嘱式に出席した。

 北橋健治市長から委嘱状を渡され、「この年で、こういった役目をいただけることは光栄です」と照れ笑いしながら受け取った。

 同市小倉の出身で、小倉西高時代は軟式野球で全国大会に出場した。17歳で上京するまで同市で過ごした。「年を重ねていくと『ふるさとに帰りたい。あそこの場所はどうなってるんだろう』とか考えるんです。これで帰る機会が増えると思うので、道端ですれ違ったら声をかけて下さい」と、集まった同市出身者らに呼びかけていた。