「メタル界の帝王」と呼ばれる英人気ミュージシャン、オジー・オズボーン(69)が7日までに米ロサンゼルスで記者会見し、4月末からのワールドツアーを最後に、長期のツアーをやめると明らかにした。不定期の演奏活動は続けるとしており、完全引退は否定した。米誌ローリングストーンなどが報じた。

 音楽業界では最近、ニール・ダイアモンドがパーキンソン病を患っていると告白して演奏活動からの引退を公表。エルトン・ジョン、ポール・サイモンも最後のツアーを発表した。

 オズボーンは「もう70歳だ。6カ月も続くツアーはしない」と述べた。2020年まで続くとされる最後のツアーは南米や欧州、米国での公演が公表された。オズボーンは1990年代にもツアーからの引退を発表したが、その後撤回した。