女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の21日放送の第118話が21・0%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高は第114話の22・5%。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」のメンバーだった。

 あらすじは、つばき(水上京香)が隼也(成田凌)のもとへショウの資料を渡しに訪ねて来る。隼也の慌てぶりに万丈目(藤井隆)をはじめ皆は興味津々。一方、風太(浜田岳)は隼也が作った企画書を読んで考えを変え、てん(葵わかな)と共にマーチン・ショウの公演を行うことを隼也へ伝える。また、四郎(松尾諭)は介抱のお礼にリリコ(広瀬アリス)へスカーフを贈る。リリコは喜びつつも素直になれずそっけない態度をとってしまう。てんに相談したリリコはそれが恋だと気づく、という内容だった。