お笑い芸人で、北野武名義で映画監督としても活躍するビートたけし(71)が、所属するオフィス北野から独立する。すでに今月初め、同社取締役も退任していたことが14日、分かった。

 たけしの略歴は以下。

 ◆ビートたけし 1947年(昭22)1月18日、東京都生まれ。73年お笑いコンビ、ツービート結成。82年開始のフジテレビ系「オレたちひょうきん族」などで人気に。毒舌ネタなどで漫才ブームの立役者となる。近年は立川梅春の名で落語を披露することも。本名の北野武として映画監督として活躍。89年の映画「その男、凶暴につき」で監督デビュー。97年「HANA-BI」でベネチア映画祭で金獅子賞獲得。最新作「アウトレイジ 最終章」は同映画祭のオープニングを飾った。19年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では、落語家古今亭志ん生を演じる。海外での人気も高く、99年フランス芸術文化勲章シュバリエ、10年に同勲章最高位コマンドールを受章。16年にはレジオン・ドヌール勲章オフィシエを受章。