4月22日からスタートするTBS日曜劇場「ブラックペアン」(日曜午後9時放送)。主演の二宮和也をはじめ、竹内涼真、葵わかな、倍賞美津子、加藤綾子、加藤浩次、市川猿之助、小泉孝太郎、内野聖陽ら豪華出演者が決定し、話題を呼んでいる。

 このたび、このドラマの主題歌を小田和正が担当することが決定した。

 小田がTBS日曜劇場の主題歌を担当するのは、2010年に放送された小栗旬主演の「獣医ドリトル」以来2回目。現在70歳の小田が手掛けた今作「この道を」は15作品目のドラマ主題歌となる。この曲を含んだシングルは5月2日発売予定。

 ドラマの原作は海堂尊の小説「新装版 ブラックペアン1988」(講談社文庫)。シリーズ累計150万部を超えており、「チーム・バチスタの栄光」の原点となる人気作だ。舞台となる東城大学医学部付属病院に、突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプ。この最新機器を巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮和也)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かっていく姿を描く。病院、研究室、製薬会社、医療機器メーカー、そして厚生労働省などとの癒着問題や様々な不正、“ブラックペアン”と呼ばれる特製の真っ黒いペアン(止血用鉗子)に隠された過去が暴かれる、痛快な医療エンターテインメントドラマだ。

 ドラマ「ブラックペアン」と小田和正の主題歌がどんなコラボレーションをみせるのか、注目される。

 <小田和正コメント>

 依頼を受けた段階で音楽的にはこういう風にしようと決めていましたが、制作されているみなさんの番組に対する強い想いを伝えられていたので、曲が出来た時点でこれにどんな言葉を載せるべきかと随分迷いました。でも、いただいた資料を何度も読み返すうちに、番組に携わる人たちが主題曲に求めているものと自分が歌いたいことはきっと同じ線上にあると確信して「この道を」が出来ました。ドラマが書かせてくれた曲です。皆さんはどんな風に聴いてくれるのでしょう。

 小田和正