女性3人組ボーカルユニットKalafinaが30日、都内で、公開初日を迎えた初の密着ドキュメンタリー映画「Kalafina 10th Anniversary Film~夢が紡ぐ輝きのハーモニー」(河東茂監督)の舞台あいさつを行った。

 デビュー10周年記念作品だが、13日にはファンサイトで、名前を明記しなかったもののメンバー1人が所属事務所を退社し、ユニットの活動は継続すると説明していた。一部ではKeiko(年齢非公表)が脱退すると報じられていた。

 この日のステージでKeikoは自身の進退に触れることはなく「全く違う3人が一緒に歌うことで生まれるのは未知数。いろんな目標を掲げることができたし、いろんな目標に向かうこともできた。楽しい時も3倍というのは言葉以上と体感しました」。また「いつも温かい時間をありがとうございました」と声を震わせながら10年を振り返り、深々と頭を下げた。

 Wakanaは「歌をたくさん届けてきた10年とはっきり言えます。10年は重みもあるし、長いけど、皆さんと一緒に歩んだ10年。気付いたら10年たっていました。私たちは3人だけでなく、たくさんの人に支えられてここまできたと感じます」。Hikaruは「10年前の自分とは考えられない自分になっています。緊張していてもちゃんと話せています。10年で人は変わるんだなと実感しています」と語った。