ナインティナイン岡村隆史(47)がフジテレビ系で31日に放送された「めちゃ2イケてるッ! 22年間の感謝をこめて最後はみんなで空高く舞い上がれスペシャル!!」で「こんなこと、恥ずかしいんですが、最後に言わしていただきます。『めちゃイケ』は僕の青春でした。ありがとうございました」と言い、涙を流した。

 岡村は、めちゃイケメンバーを前にスピーチした中で「(フジテレビに向かう)レインボーブリッジを渡る時なんですけど、ワクワクするという気持ちで渡ったことは1度もありません、しんどかったり。苦しかったり、痛かったり、悲しかったり、キュッとする気持ちで22年、渡ってきました」と番組を作ってきた日々の思いを吐露。その上で「悔しい気持ちはあったと思いますが、岡村隆史というみこしをみんなで担いでいただいて、本当にありがとうございました」と番組終了に涙を流す共演者、スタッフに感謝した。

 岡村はスピーチとは別途、収録したインタビュー映像の中で、96年に番組が始まった時「1人でやっている気持ちもあった…本当は気付いてると思う」と打ち明けた。その気持ちが変わったのは、10年に体調不良から4カ月、休んだことだという。「休んで、みんなが頑張ってやってくれたのはあらためて分かって」と語った。

 そしてスピーチでも「『めちゃイケ』に戻ってくることは出来ないかもしれない…テレビというところに、戻って来られないかもしれないと思いました。でも、本当に自分でも奇跡だと思いますけど、待っていてくれた旧メンバーにも感謝、オーディションに受かった新メンバーの皆さんも本当にありがとうございます」と感謝を繰り返した。

 そして涙ながらに「何より、22年間、めちゃイケをかわいがってくださったお茶の間の皆さん、ありがとうございます」と視聴者にも感謝した。