サンドウィッチマンの伊達みきお(43)が、転売目的で芸能人のサインを集めていると思われる集団に遭遇したことを明かし、「良くないと思うなぁ。あれ」との思いをつづった。

 伊達は2日、ブログを更新。名古屋でライブを行ったことを報告するとともに、「名古屋駅に行くと……必ずサイン色紙の束を持った団体がいる。あれ、何なんだろうか…」と訝(いぶか)しんだ。

 伊達は、同じような集団を福岡空港や新大阪駅、品川駅などでも見たという。20歳前後と思われる青年の集団だそうで、「少年を使って、誰か芸能人を見つけると走って行かせてサインをねだらせる。。」と、その青年たちを取り仕切る元締め的存在がいることに触れ、「決して、イベントでは見ない顔ぶれ。正直、あまり気分は良くない」とつづった。

 伊達はそうした集団からサインや写真撮影を求められ、何度か応じたこともあるそうだが、「礼も言わず…次に来るタレントの元へ急ぐ集団。。一緒に写真を撮ると、次はその写真を持ってそこにサインをしてくれと言ってくる。。とてもファンだとは思えない事も平気で言ってくる。『宛名は書かないで下さい』とか『お笑いの人ですよね?』とか…。。」と不審がり、「良くないと思うなぁ。あれ。お互い、気持ち良くないもん」と不快感をあらわにした。

 さらに名古屋から帰京した同日夜、品川駅でも同様の集団が「タクシー乗り場まで付いてきて、タクシーを待ってる間写真を何枚も撮ってきた」という。伊達は「周りの方にも迷惑だし、あまり強くは言わないけど…『みんな、良く思ってないよ。やめた方がいいぞ』とだけ伝えた」と注意したことを明かし、「わかってくれたかなぁ。。。」と心配そうにつづった。

 このところ、伊達と同じく駅や空港で同様の集団からサインや写真攻めの“被害”に遭ったことを訴える芸能人が増えている。T.M.Revolutionこと西川貴教は今年1月、ツイッターで「品川駅などで有名人見つけては『サイン下さい』ていうみんな、持ってるカバンの中から分厚い色紙の束が見えてるし、本当に喜んでくれるならと思って書いてくださる有名人の方にも失礼なので『ファンです』じゃなく『書いてもらった色紙をこの後ネットで販売しますが、書いてもらえますか?』て言おうね」と、ファンを騙(かた)って近寄ってくる転売目的の一般人をチクリと刺して話題となった。

 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅも西川のツイートに「むちゃわかります、、、!」と反応。また、この話題はフジテレビ系「バイキング」でも取り上げられ、俳優の坂上忍は「僕も最初のうちは子どもだし書いてあげなきゃいけないのかなと思って書いてたけど、こういうのを知ってもうやめた」と語っていた。