フジテレビの山崎夕貴アナウンサー(30)が、財務省の福田淳一事務次官(58)からセクハラ被害を受けていたと告発したテレビ朝日の女性記者に対する“ハニートラップ説”について「考えにくい」と自身の見解を示した。

 22日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」は、福田氏をめぐるセクハラ問題を取り上げた。ダウンタウンの松本人志は、福田氏について「エロの塊みたいなおっちゃん。セクハラはセクハラだと思う」と私見を述べた上で、「女性記者1人を1年半にわたってなぜ(取材)させたんだ。そこに行かせたんだったらパワハラじゃないのか」とテレ朝側の対応に疑問を呈した。

 さらに松本は、仮に女性記者が福田氏からセクハラ被害を受けながらも自主的に取材を継続していたのであれば、ハニートラップに該当する可能性もあると持論を展開した。

 しかし山崎アナは松本の説に異論を唱え、「ハニトラ、入ります? 考えにくいと思います。パワハラに関しては、上司からこの人に取材するようにっていう担当が決められちゃったら、嫌なことがあってもすぐに上司に上げるっていうのは自分の中で責任感があったらなかなかできない」と反論した。