25日に放送された吉高由里子が主演を務める日本テレビ系の「正義のセ」(水曜午後10時)の第3回平均視聴率が10・3%(関東地区)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回放送は11・0%、2回目は9・9%だった。

 阿川佐和子氏の同名小説シリーズが原作。ドラマは吉高が演じる2年目の検事竹村凜々子が、一生懸命に周囲を巻き込んで事件に取り組み、検事として女性として成長する物語。

 25日のあらすじは、同期の検事で親友でもある順子と朋美と再会した凜々子(吉高由里子)だったが、そこは婚活パーティーの会場だった。中牟田(大野拓朗)いう恋人がいる凜々子は戸惑うが「新しい出会いを見つけておいて損はない」と言われる。

 そんなある日、凜々子は結婚詐欺事件を担当することになった。被害者の沢井(磯山さやか)は、婚活パーティーでIT企業社長という藤堂(三浦貴大)と出会い、結婚を約束して式場の予約もした。しかしその後、藤堂から「事業のトラブルで資金が必要」と言われ、1000万円を渡してしまう。すると藤堂と連絡がつかなくなり、住所も会社も存在せず結婚式場もキャンセルされていたと分かる。凜々子は「女性の弱みに付け込んでお金をだまし取るなんて絶対許せない」と憤慨する。

 藤堂が見つかり話を聞くと、本名は鈴木正夫で1000万円も受け取っていないと詐欺を否認する。「結婚詐欺師だけは許せない」と憤り調査を進める凜々子だが決定的な証拠は見つからない。

 そんな時に中牟田が凜々子に突然プロポーズしてくる。