TOKIOの国分太一(43)が、山口達也(46)の不祥事に関するジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長の謝罪に「こんなことを言わせてしまったことが本当に情けない」と涙を流した。

 国分は2日放送のTBS系「ビビット」で、山口を除くメンバー4人で今日午後2時に開く予定の会見について言及。会見を開くことはメンバー4人で話し合って決めたといい、「23年間やってきて、このくらいの年齡になりますと仕事に関しても事務所には自由にやらせてもらっているところもあったりしました。そういうところで、自由にやらせてもらっている自分たちが自分たちの口で語らないのはおかしいだろうとメンバー一人ひとりが思っているので、今日はそういう思いで、まずは被害者の方とそのご家族のみなさんにお詫びを申し上げ、そして自分たちの今思っていることを、自分たちの口で伝えたいと思っています」と語った。

 山口に起訴猶予処分が下されたことを受け、ジャニー喜多川社長もコメントを発表し、被害者や関係各所に謝罪した上で、「弊社としましては、ことの重大さを真摯(しんし)に受け止め、全員がそれぞれの立場で信頼回復に全力を尽くす覚悟です」とした。今後については「メンバーもそれぞれが23年の時を重ね、今の立場に立っております。彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、考えて決めていくことを受け止めます」とメンバーにゆだねるとした。

 国分はジャニー社長のコメントに「いやぁ……本当に申し訳ないという気持ちだけですけど……すみません」と感極まり、言葉をつまらせた。

 ジャニー社長が、「親」として責任を負うとコメントしたことに国分は「(TOKIOの)生みの親にこんなことを言わせてしまったことが本当に情けない」と涙を流し、「これからどう向き合って行くか、1人1人が感じて成長して行くことがジャニーさんへの恩返しだと思っているので、これからそういう気持ちでまた前を向いて行きたい」と語った。