TOKIOの城島茂(47)、国分太一(43)、松岡昌宏(41)、長瀬智也(39)が、自宅で女子高生に無理やりキスしたなどとして強制わいせつ容疑で書類送検され1日、起訴猶予処分となった山口達也(46)の件を受けて会見を開いた。

 松岡は涙を浮かべ、山口が26日の謝罪会見の中で、「もし待っていてくれる私の席がそこにあるなら、またTOKIOとしてやっていけたらなぁ…」と語ったことに対して「TOKIOに帰る場所がある、帰りたいという思いがあり、その甘えの根源が僕らTOKIOだとしたら…あくまでこれは自分の意見ですが、そんなTOKIOなら1日も早くなくした方が良いと思います」とTOKIOの解散まで個人的に考えたことを吐露した。

 松岡 あの…今回のうちの山口の事件で、被害をお受けになった方、そのご家族の方、TOKIOを支えてくれたいろいろな関係者の方、応援してくれたファンの方々、本当に申し訳なく、情けない気持ちでいっぱいです。皆さん、山口の会見をご覧になって、ご指摘されていた「自分にまだ席がある中、帰りたい」というのを目にした時、彼のあの甘ったれた意見は一体、どこから出るのだろうと思いました。恐らく彼は、崖っぷちじゃなく、がけの下に落ちたのを気づいていなかったと思う。甘えの根源はどこに生まれたのは、どこか…TOKIOに帰る場所がある、帰りたいという思いがあり、その甘えの根源が僕らTOKIOだとしたら…あくまでこれは自分の意見ですが、そんなTOKIOなら1日も早くなくした方が良いと思います。僕が視聴者なら、そういう1人になっていたと思う。メンバーの会えない中、考える中、申し訳ないですがいろいろなお仕事の継続のお話をいただいた時、今の僕ら4人が出来ることは何だろう…しっかり果たすのがプロなのではないか、というはざまで戦っています。辞めるのは簡単…でも与えられたことをキッチリやるのがプロだと思います。自分の中で整理は出来ていませんが、何でも聞いて下さい。

 松岡は個人的に解散を考えたものの、プロとして責任を持って仕事しなければいけないという思いとの葛藤にさいなまれているという今の思いを、涙ながらに吐露した。