女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)10日放送第34話の平均視聴率が19・9%(関東地区)だったことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、東京に出てきた鈴愛(永野芽郁)は、売れっ子漫画家の秋風(豊川悦司)の事務所に到着する。だが、秋風の生原稿にコーヒーをこぼすという失態をおかしてしまう。動揺しながらも、鈴愛は事務所内を案内される。エレベーターも、リラクゼーションルームもある豪華な造りに圧倒される。

 そして、オフィスの離れの質素な建物にも案内される。その「秋風ハウス」は、鈴愛が住み込むことになる、アシスタントのアパートだった。初日の夕飯、鈴愛は寂しく弁当を食べる。そして、ボクテというあだ名のアシスタント仲間、藤堂誠(志尊淳)からあいさつを受ける。