剛力彩芽(25)が、フジテレビ系で10日午後7時57分から放送の「奇跡体験! アンビリバボー~プリンセスになりたかった 今世紀 最強の悪女~」に出演し、収録後、自身について「私は十分、おとぎ話のプリンセス」と語った。

 番組では、米国の女性実業家レオナ・ヘルムズリー氏のドラマチックな転落人生を紹介する。ヘルムズリーはプリンセスに憧れ、総資産1兆8000億円の不動産王ハリー・ヘルムズリー氏と結婚。誰もがうらやむ夢のような生活を手に入れ、ホテルチェーンの運営を手がけ「ホテル女王」と呼ばれた。一方で仕事至上主義で、従業員をはじめ周囲に非情な一面を見せたこと、また財布のひもが固く、脱税で服役したことから「けちの女王」とあだ名を付けられた。2007年(平19)8月に亡くなった際は、愛犬のマルチーズに14億円もの財産を与えたというニュースで世界中をを驚かせた。番組では遺書を入手し、おとぎ話に添えられた“あとがき”も描く。

 剛力は収録後、「レオナ・ヘルムズリーは賢い人だったからこそ、1人でも出来たことなのに、プリンセスにこだわり過ぎちゃったのかなぁ。彼女も、おとぎ話の話を知っているはずで、良いプリンセスだけがすてきな王子様に会えるはずなのに。どこかでボタンを掛け違えてしまったんですね」と感想を語った。

 剛力自身、現在、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前沢友作社長(42)と真剣交際中で、4月29日には自身のインスタグラムで「こうして大切な方と出逢うことができたのも、充実した毎日と楽しくお仕事をさせていただけるのも皆さまが応援してくださってのこと」(原文のまま)と交際を認めている。ヘルムズリーのような人生をどう思うかと聞かれると「あのスピードで出世していくのは、女性としてかっこいいなぁと思いました。でも、プリンセスになりたい気持ちはわかるけど、自分が思い描いたことは見失わないでほしかったです」と語った。

 小さい頃に夢見たおとぎ話はあるか、との問いに「私は7歳からこの仕事をしたいと思っていて、今、実際この世界でお仕事をさせていただいているので、十分、おとぎ話のプリンセス、夢の世界にいるなって思います」とコメントした。