16日に放送された吉高由里子が主演を務める日本テレビ系の「正義のセ」(水曜午後10時)の第6回平均視聴率が10・5%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回放送は11・0%、2回目9・9%、3回目10・3%、4回目9・4%、5回目は9・1%だった。

 阿川佐和子氏の同名小説シリーズが原作。ドラマは吉高が演じる2年目の検事竹村凜々子が、一生懸命に周囲を巻き込んで事件に取り組み、検事として女性として成長する物語。

 第6回のあらすじは、同期の結婚式に出席した凜々子(吉高由里子)、全国から仲間が集まり盛大なパーティーとなった。そこで凜々子は親友で弁護士の田代美咲(倉科カナ)と久しぶりに再会する。帰り道、美咲を自宅に招く凜々子、近況を報告しあうといつしか恋の話に…。すると凜々子自身は、酔って覚えていない大塚(三浦翔平)とのキスが頭に浮かぶ。翌日、凜々子は相原(安田顕)から、飲み会で酔って寝てしまったときに大塚にキスをしたと知らされ、大塚を意識するようになってしまう。

 そんな凜々子はオレオレ詐欺の案件を担当し「オレオレ詐欺グループを一網打尽にしてやる!」と気合を入れる。被疑者の大学生浅田謙人(岡山天音)は「軽いアルバイト感覚でやってしまっただけで、詐欺に加担しているとは知らなかった」と主張し、反省しているように見える。そこに浅田を担当する弁護士の美咲が訪れてきた。美咲は釈放を要求するが凜々子はまだその段階ではないと拒否、お互いの正義がぶつかる。調査を進める凜々子は浅田が高額な鉄道グッズを持っていることなどに疑問を抱く。