歌手の西城秀樹さん(享年63)が16日に急性心不全で亡くなり、訃報から一夜明けた18日、以前から親交の深かった近藤真彦(53)が所属事務所を通じてコメントを発表した。

 近藤は「若い頃に、良いことも悪いことも教わり、いろいろな所に連れて行ってもらいました。楽しい思い出ばかりです」と懐かしんだ。この日、西城さんの自宅を弔問したという。「直接お会いして、しっかりとお別れができました。秀樹さん、最後の最後まで格好良かったです」とつづった。近く海外での仕事を控えており、今月26日の葬儀・告別式に出席できないため、スケジュールの合間を縫って弔問したという。

 近藤は、西城さんのデビューから8年後の80年に「スニーカーぶる~す」で歌手デビュー。関係者によると、当時からスター同士で、仕事だけではなく、一緒に食事をするなどプライベートでの交流も多かった。悩みなどがあれば、西城さんに相談することもあったという。

 前日17日に西城さんの訃報を受けた際、近藤はショックのあまり「今は何も話すことができません」と周囲に漏らしていたという。