LINEやYouTubeを使いこなし、フォロワー総数160万人で「SNSの女王」としても知られるモデル出岡美咲(27)が20日、27日の「山中湖ロードレース」に向けてトレーニングを行った。

 山中湖1周13・6キロを走る。「今年はスケジュールがあれば、積極的に走りたいと思っています。元々は体力アップと太りやすい体質を改善し、ダイエットのために始めましたが、今は少しでも早く走りたいという気持ちが強くなってきました」と話した。

 4年前から国内外のフルとハーフマラソン大会に出場。今年4月には“世界で最も過酷なレース”と言わる「FWD北極マラソン」のハーフマラソンに挑戦して完走した。気温マイナス33度で、肌を露出すると凍傷になるため、ゴーグルに防寒具を付けて、でこぼこの雪上を走った。「大変でしたけど、一生に一度の貴重な経験をさせてもらいました。汗が凍ってビックリしました」と振り返る。

 学生時代はバスケット部で、毎日10キロを走っていた下地がある。フルマラソンの最高タイムは4時間22分。「早く4時間を切りたい。調子良く走っていても30キロの壁があって後半、失速してしまうことが多いんです」。現在の最大の目標は、来年3月3日の「東京マラソン」出場。「東京オリンピックの前年ですからね。“本番を目指して”気合を入れて走ります。そこで4時間を切れたら最高ですね」と笑顔を見せた。