2009年に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんのドキュメンタリー「ザ・ラスト・デイ・オブ・マイケル・ジャクソン」が、24日に米ABCテレビで放送されることが明らかになった。

 2時間の特別番組は、幼少期からジャクソン5として活躍した頃、そしてカムバック・コンサートと早すぎる死までジャクソンさんの半生を描いたものになると米ローリング・ストーン誌は伝えている。また、目玉として同局のニュース・アンカー、バーバラ・ウォルターズとダイアン・ソイヤーによるジャクソンさんの未公開インタビューも収録されている。

 このほど公開された予告編では、「スターには息をする空間が必要なんだ。彼にリラックスする機会を与えてやって欲しい。彼にも心があり、人間だ。ベッドの上で枕に頭を乗せて寝かせてやってくれ」とジャクソンさんが語るシーンがある他、妹で歌手のジャネット・ジャクソンが兄の死についても語っている。ジャクソンさんは復帰コンサートを目前に控えた6月25日に米ロサンゼルスの自宅で麻酔薬プロポフォールの過剰投与が原因で急死した。(ロサンゼルス=千歳香奈子)