英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」の関係者らは、同バンドが少なくとも、結成60周年を迎える2022年までは活動を続けると見ているようだ。

 ミック・ジャガー(74)、キース・リチャーズ(74)、ロニー・ウッド(70)、チャーリー・ワッツ(76)の4人は現在、英国内で「No Filter」ツアーを行っている最中だが、英音楽業界紙ミュージック・ウィークによると、関係者チームはストーンズがあと数年はステージに立ち続けるはずだと予測しているという。

 同バンドのある内部関係者は同誌に、「ストーンズが結成60周年を祝わないなど、考えられない。4年後もステージで演奏し、音楽を創り続けているはずだ」と語った。

 マネジャーのジョイス・スミス氏も、「前に進みたい時は、ただそうするしかない。このバンドに、後退のためのギアはない。常に前進と上昇があるのみだ」と語り、70代を超えてなお走り続けるメンバーの意欲をうかがわせた。

 また、エルトン・ジョンやレディー・ガガなど数多くの一流アーティストのステージも手掛け、ストーンズの照明技術を担当するパトリック・ウッドロフェ氏も同紙に、「あれだけの才能があり、多くの人々に愛され、音楽を楽しんでいる彼らなら、ステージに立たない方がおかしい。メンバーの誰かが引退を決意する日が来るまで、彼らは活動を続けるだろう」と語っている。(ニューヨーク=鹿目直子)