米倉涼子(42)のトークショーを取材した。「美と健康」をテーマに進行。米倉は40歳を超えても、美脚やスリムな体形を維持している。同じ女性として、美脚は無理としても、体形維持方法については、とても興味を持って耳を傾けた。

 太りそうだと思った時「そう感じるギリギリ前くらいから食べない」という。「20、30代は我慢できたのに、今は我慢できない。体に良くないですが、そういう時は朝、昼食べないのが1番楽です」。一日一食となり、その一食を人からびっくりされる量を食べるという。

 元モデルで女優だけに、体形維持にお金をかけていると思い込んでいたが、「食べない」など、意外とシンプル。また「基本ずっと食べ物が頭の中にあります」「食事は食べたいものを食べます」などと、食べることは好きなようだ。

 スタイル抜群のモデルや女優の美の秘訣(ひけつ)に共感することはまずない。「何もしてないです~」と言われると、「それはそうですよね…」と、ひがみからか、少し引いたりもする。シンプルな米倉流体形維持方法は体にいいとは言えないものの、親近感を持てるものだった。さらに「出てくるものは残さない。目の前にあるものは食べちゃう」と、食欲も自然に口にしてしまう飾らない人柄に、好感を持った。