俳優大谷亮平(37)が26日、東京・シネマート新宿で、日本映画初主演の「ゼニガタ」(綾部真弥監督)の初日舞台あいさつに出席した。

 韓国で先に人気獲得後、日本で俳優活動を始めた大谷にとっては、日本の映画出演も初。「(主演は)本当にうれしいこと。俳優としていつかはやってみたいと思っていた。日本でのスクリーンデビューもうれしい気持ちでいっぱいです」とあいさつした。

 昼は居酒屋を経営し、夜は闇金業者の男を描いた作品。もし別の職業をしていたら? と聞かれた大谷は「バレーボールをやっていたんですけど、デカい奴が多くて断念した。野球だったらどうなっていたんだろう。アスリートにあこがれます」。

 安達祐実(36)は、脱サラして農業に挑戦するが資金難に陥る女性の役で「昔からお金に困ってる役が来る。よく『不幸そうに見える』と言われる」と、ドラマ「家なき子」を引き合いに笑わせた。

 ほかに小林且弥、渋川清彦が出席。