テレビ東京の定例社長会見が３１日、東京・六本木の同局で行われ、小孫茂社長（６６）が出席した。

　１５年に死亡したテレビ朝日のドラマプロデューサーが過労死として認定されたことに関連し、同局で労働実態についての調査を行ったといい「過去に過労死があったという記録は、まったくございません」と話した。働き方改革については「優先順位の高い重要な問題として取り組んできた」とし、改革の一環として本年度から採用数を増やしていることも明かした。また、組織の廃止や縮小についても社員の意見を取り入れていくといい「拡大して、労働時間を減らせないということでは許されない。現場に耳を傾けて決めていきたい」と述べた。

　マツコ・デラックスが立て続けに同局深夜番組に出演するプロジェクト「無理矢理、マツコ。テレ東に無理矢理やらされちゃったのよ～」について、「出て頂けて大変ありがたい、の一言に尽きます」。番組のレギュラー化について、長田隆編成局長「マツコさんと今後もご一緒できたらと、会社全体で思っている」と話した。

　今年で５回目となる「テレ東音楽祭２０１８」（１７時５５分）が、６月２７日に放送されることも発表された。