元AKBの演歌歌手岩佐美咲(23)が6日(現地時間)、フランス・パリで行われた、日本文化を紹介するイベント「Japan Expo 2018」に出演した。3年連続での出演は演歌歌手で初めて。

 スタジオジブリ製作のアニメ映画「借り暮らしのアリエッティ」の主題歌「Arrietty,s Song」の歌唱で話題になったハープ奏者セシル・コルベル(38)と初共演もして、イベントを大いに盛り上げた。

 1曲目と2曲目は、セシルの楽曲からスタート。ハープの音色と透明感のある歌声に観客は酔いしれた。

 3曲目はスタジオジブリ作品「コクリコ坂から」の主題歌「さよならの夏」。これをセシルと岩佐とのコラボレーションで披露した。通常は座ってハープを弾くセシルだが、今回は立ちながら演奏。岩佐が日本語で、続いてセシルがフランス語で歌唱。最後は2人で日本語歌唱をして、初対面とは思えない息の合った日仏コラボで観客を魅了した。その後は岩佐が「恋するフォーチュンクッキー演歌Ver.」と新曲「佐渡の鬼太鼓」を熱唱した。

 セシルのことを「『借りぐらしのアリエッティ』で歌声がすてきだなぁ~と思っていた」という岩佐は、イベント終了後に「緊張しました。『さよならの夏』を一緒に歌わせて頂き感激しました。本当に楽しかったです」と感激していた。

 岩佐は8月31日から東京・明治座の「梅沢富美男特別公演」への出演が決まっている。国内外で多忙で充実した夏を過ごしている。