お笑いコンビ、オードリー若林正恭(39)と指原莉乃(25)がMCを務める、フジテレビ系バラエティー特番「若林&指原のいま部屋探してます」(14日午後6時30分)の収録が、このほど都内で行われた。

 同番組は不動産屋に家や部屋探しに来る人に密着。新婚のANZEN漫才あらぽん、女優紫吹淳など有名人の他、外国人夫婦、お笑い芸人志望の三十路(みそじ)女性、定年を迎えた独身公務員などの部屋探しをリポートする。

 収録では梅沢富美男(67)と沢村一樹(51)をゲストに迎えて、VTRを見ながら言いたい放題。新居を探す女性の現在住んでいる部屋の汚さが映し出されると、梅沢が「その前にお前自身をなんとかしろ」などと、放送できない暴言が飛び交った。

 若林は「部屋を探す人のキャラクターの面白さが出ていた。普段見ることのできない物件が面白かった。あとスタジオが荒れすぎ。梅沢さんと沢村さんのコメントがすごすぎた」と話した。

 収録時間は2時間強だったが、指原は「まるで4時間、収録したくらい疲れました」と笑った。それでも、定年を迎えた独身男性が部屋を借りられないなど、過酷な現実に「ドキュメントタッチの苦しさ、胸が苦しくなりました。紫吹さんの華やかさに助けられました」。今回は第2弾。第1弾は今年1月2日の深夜に放送され、好評につき4回も再放送された。ゴールデン進出にも指原は「変わらず、楽しく、悪い感じの番組です。普通はブラッシュアップされて、さわやかな感じになるんですけどね」と笑った。

 自身の部屋探しの思い出について、若林は「20代の時、3万円の風呂なしのアパートに住んでいました。隣に新人のラッパーが住んでて、ずっと早朝に『俺はナンバーワン♪』とか聞こえてたんだけど、見た目が怖くて言えませんでした」。指原は「寮に入っていた時、先輩が下の部屋だったんですけど、騒いでいたら下からドン! と来ました。それで反省しました」と話した。

 ゴールデン進出の感想は、若林は「どうだろ? 今からでも深夜にできないかな(笑い)。編集に任せるしかないけど、午後6時半から午後8時までの放送だけど、本当に大丈夫かな。(放送に)使えるところ、大分ショートですよ」。指原は「手応えビンビンですが、ゴールデンは嫌ですね。もうちょっと遅い時間で、レギュラーになったらいいなと思います。前回のは、4回も再放送されたんだから、人気のドラマみたいなもんですね」と話した。

 今後の引っ越しの予定について、若林は「今の所が気に入っちゃって、ずっとそこに住んでいます」。指原は「今の所に引っ越してから好調なので、当分はありません」。

 家探しを見てみたい人について、若林が「IT系の起業家の方がすごいんですよね。その人たちに出てほしい」と言うと、指原は「むちゃくちゃ、ムカつくと思いますよ」と笑った。指原は昨年3月にAKB48を卒業した、西野未姫(19)の名前を挙げて「10代で(家賃)20万円のところに住んじゃったんですよ。今、お金がないらしいので、ちょうどいい物件を探してあげたい。そしてスタジオで(VTRを見ながら)めちゃくちゃ悪口を言いたいです」と笑った。