ギタリスト布袋寅泰(56)が13日、都内で行われた「北斗の拳」35周年記念イベントに参加した。

「昨日、ロンドンから帰ってきました」とあいさつをすると、「北斗の拳」の原作者・武論尊氏(71)、漫画家・原哲夫氏(57)とトークセッションを開始。19日発売の新曲「202X」は「北斗の拳」35周年記念曲で、ベースがケンシロウ、ドラムがラオウというバーチャルバンドを結成している。「200台のカメラでスキャンを撮って、自分の動きをCGにした。ベースとドラムは仲間の動きを撮ってやったけど、ラオウの腕が太すぎてCGに苦しんでいた」と秘話を明かした。

イベントでは、この日を「北斗の拳の日」と制定したことを紹介し、「週刊少年ジャンプ」の第1話48ページと、布袋の新曲「202X」の楽譜を刻み込んで石版化したことも発表。石版は1万年先まで残るとされることに、布袋は「自分の曲が歌い継がれることもうれしいけど、楽譜の石版もうれしい。夢がかなった。宇宙人でも読める」と感激。武論尊氏は「猿が楽器を弾きます」とジョークを飛ばした。

布袋と初対面の武論尊氏は“舌”好調。布袋に「中学のころにカツアゲをされたことを思い出す。こういうタイプの人だった」と話すと、布袋は「やめてください」と苦笑いだった。