年内で芸能活動を引退して、ジャニーズJr.の育成や舞台プロデュース業に専念することを発表した滝沢秀明(36)が15日、ニッポン放送「タッキーの滝沢電波城」(土曜午後10時30分)に出演した。

番組冒頭、滝沢は「皆さんご存じの通り、タッキー&翼が解散、芸能活動引退するという報道があったので、今日は自分の口から報告したい」と説明。「ご心配おかけして申し訳ありません。いきなりの発表で驚かれた方もいると思うけど、僕らも悩んで、悩んで、悩み抜いて、こういう結果を出した」。タッキー&翼について「今年16周年で、1年前から休んでいる。今後、どうしていくかを会社、翼と話し合って、解散という形をとって、また新たな道をお互いに歩いていこうと2人で決めた」と話した。

自分の引退については「滝沢自身は、ジャニー社長からタレント育成の手伝いをという話があった。ジャニーさんからは、タレント活動をやりながらということだったが、タレント活動をやりながら他人の人生を背負っちゃいけないと思った」と説明。

そして、自身を育ててくれたジャニー喜多川社長(86)への思いから引退という決断を下したことを明かした。「悩んで、悩んで、ファンのことを考えたけど、1人の男として今の自分があるのもジャニー社長のおかげ。恩師に恩返しをしたいということで、引退ということを選びました。タレントをやりながらという意見もあると思うけど、中途半端な形ではできない。ファンへの恩返しのつもりで『滝沢秀明でかいな』と思ってもらえるようになって、ジャニーズ事務所、エンターテインメントを、滝沢なりの表現で伝えていきたい。今の滝沢が言葉にできない思いもあります」と話した。

30分番組の内、最初の15分で引退について説明。その後は、リスナーからのメールに答えるなど、いつも通りの放送を続けた。