2020年東京オリンピック(五輪)を記録する公式映画の監督が23日、カンヌ国際映画祭などで受賞歴がある河瀬直美氏(49)に決まった。この日、大会組織委員会が発表し、同監督も会見。64年東京五輪では故市川崑監督がメガホンを執り、1950万人を動員する大ヒットとなった。

16年リオ五輪では公式映画「Days of Truce」(休戦の日々)が製作された。ブラジル映画界のヒットメーカー、ブレノ・シルヴェイラ監督作。現地のタクシードライバーからスター選手、開会式に出演したダンサーなど五輪を支えた人々の姿を通し、大会を振り返った内容に。昨年の東京国際映画祭で世界初上映され、現在はインターネットで視聴が可能。