ブラッド・ピット(54)アンジェリーナ・ジョリー(43)の離婚が、間もなく成立しそうと伝えられた。

6人の子供たちの親権や金銭問題をめぐり、泥沼の争いを繰り広げてきた2人だが、ニューヨーク・ポスト紙によると、ジョリーがついに、経済状況に関する全ての書類をピット側に渡したことを裁判所に通知したという。

次のステップとしては、ピットが経済状況についての書類をジョリー側に渡すことになるが、ピットの資産はジョリーのそれをはるかに上回っていると見られている。

ジョリーは数カ月前、2016年の離婚申請以来、ピットが実質的な養育費を支払っていないと主張。これに対し、ピット側は、「ジョリーに新居の購入資金として800万ドル(約9億円)を貸した上、ジョリーと子供たちのために130万ドル(約1億4700万円)の支払いも肩代わりした」と反論した。

ピットはさらに、「養育費を払っていないとするジョリー側の主張は、自分に有利にメディアを操作するためのものである」として非難するなど、離婚争いは以前にも増して激化。一時は全面戦争に突入したとも報じられた。

ジョリーは2016年9月、ピットの長男への虐待を理由に、突然の離婚申請に踏み切った。その後、ジョリーが6人の子供たちの一時的な親権を獲得したが、共同親権を希望するピットと、単独親権を望むジョリーとの間で調停が続いている。(ニューヨーク=鹿目直子)