俳優高橋一生(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「僕らは奇跡でできている」(火曜午後9時)の6日放送の第5話の視聴率が7日、6・0%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)だったことが分かった。前週の7・0%より1ポイント、ダウンした。

初回から7・6、6・1、6・2、7・0%を記録していた。

高橋が演じるのは、大学で動物行動学を教える講師・相河一輝。生き物の不思議に興味、関心が高く、大好きな生き物のことになると、他には目もくれずに没頭してしまう。そのため、大学が設けるルールや、他人との約束を忘れてしまうことも多い。極端にマイペースな性格のため、周囲からは変わり者として見られている。

一輝が通う水本クリニックの歯科衛生士で、オシャレに敏感で恋人との関係も良好な“リア充”女子の丹沢あかり役のトリンドル玲奈(26)は「付き合った人数は私よりも多いだろうなと想像しています(笑い)。そして、異性からも愛されるキャラクターなのかなと。私の実年齢よりも年下なので、少しリラックスして演じたいと考えています」と話している

第5話では、一輝(高橋)が水本育実(栄倉奈々)と親しくなれるように、教え子の新庄(西畑大吾)の実家でもらったコンニャクをおすそわけするように、住み込みの家政婦・山田妙子(戸田恵子)が一輝に勧める。しかし、育実がそれを受け取らなかったことから、山田は、育美が院長を務める水本クリニックへ。素性を隠し、患者として育実と対面するが、そこで思わぬ人物と出くわす。

そのころ一輝は、虹一(川口和空)にリスが渡る橋について、実験結果を報告していた。虹一は自分も森へ行きたいと話すが、母・涼子(松本若菜)の許しをもらうのは難しいという。一輝は、虹一が親子で行く予定の歯磨きイベントに自分も参加し、そこで涼子を説得すると約束する。

大学では一輝の授業が面白いとうわさが広がっていた。しかしただ一人、新庄だけは、そんな一輝にいら立ちを覚えていた。両親が作るコンニャクを褒めたにも関わらず、「僕なら(家業を)継がない」と答えた一輝の心中が分からなかったのだ。そんな思い悩む新庄は、構内で学部長の鮫島(小林薫)と出くわす。

恋人と別れた育実は、これまで以上に仕事に打ち込んでいた。だが空回りして、歯科衛生士のあかり(トリンドル)とも衝突してしまう。企画したイベント当日、育実は手作りの紙芝居や実演で会場を盛り上げようとするが、子どもたちの反応はいまひとつ。気まずいムードが漂い始めた直後、会場の空気を変えたのは、虹一との約束を果たすために来ていた一輝だった。おかげでイベントは大成功。しかし、育実は素直に喜ぶことができない。どこか理不尽さを感じる育実に、一輝から「森に行きませんか?」の誘いがかかった。